1990年代後半に一世を風靡したガールズグループ「SPEED」。
『Body &Soul』『White Love』など数々の名曲を残しながら、わずか3年8か月という期間で惜しまれながら解散しました。
あどけなさの残る少女たちが魅せる、圧倒的なパフォーマンスに多くの人が夢中になったのではないでしょうか。実は私もその1人です・・
4人の中でも特に誰が好きか、よく同級生の中で話題になったのを覚えています。SPEEDのメンバーは、4人がそれぞれ個性溢れる魅力がありましたね。
今回は、そんなSPEEDのメインボーカル、圧倒的な歌唱力が魅力の島袋寛子さんについて、現在はどのような活動をしているのかご紹介していきます!
平成の一時代を築いたSPEED時代
1996年、安室奈美恵やMAXを生み出した”沖縄アクターズスクール”出身の少女4人によるダンスボーカルユニット・SPEEDが『Body &Soul』でデビューしました。
そのメインボーカルとして注目されたのが、最年少であり当時小学6年生だった島袋寛子さん。
その圧倒的な歌唱力とパフォーマンスで、全国のファンを魅了しました。

小学6年生という、世間一般的にはまだ「子ども」とされる年齢だったにも関わらず、クオリティの高い歌とダンスには本当に驚きましたね。
その背景には、アクターズスクールが多くの実績を誇る、レベルの高い養成機関であったことが挙げられます。
生徒には、プロの現場を想定した実践的な経験を積む機会が与えられるなど、優れた育成環境が整っていました。
ソロの歌手として活動

引用元:島袋寛子オフィシャルサイト
島袋寛子さんは、1999年8月シングル「AS TIME GOES BY」で”hiro”としてソロデビューを果たします。
2004年からは、ジャズプロジェクトCoco d’Or(ココドール)を始動し、3枚のアルバムを発表しました。その後、2008年にSPEEDの再結成後も、並行してソロの活動を続けてきました。
歌手活動だけでなく、その歌唱力を活かしミュージカル、映画でも活躍。
地元沖縄のFM OKINAWAで「島袋寛子の いいね!OKINAWA!」のパーソナリティーも務めています。
SNSで見る島袋寛子の”今”
島袋寛子さんは、2025年現在も女優や歌手活動を続け、自身のInstagramやXで近況を発信しています。
最近では、多部未華子さん主演の『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』にディーンフジオカさん演じる育休中のパパの奥さん役を演じていましたね。
デビュー当時、まだ12歳だった島袋寛子さんが、お母さん役を演じていることに時の流れを感じたのは私だけではないでしょう・・懐かしさと演技力に惹き込まれました。
女優業だけではなく、ラジオのパーソナリティーや音楽活動も精力的に行なっているようです。
ラジオのパーソナリティーや沖縄でのイベントなど、今でも地元である沖縄県を大切に思いながら活動している様子が伝わってきますね。
SNSでも時折、家族と過ごした時間などナチュラルな様子も発信しています。
まとめ|今も変わらぬ”音楽愛”と人柄
SPEEDのメインボーカルとして一世を風靡した島袋寛子さん。
グループ解散後も、音楽を軸に舞台やラジオなど幅広い分野で活動を続けてきました。
SNSでは、ファンや仲間との交流を大切にしながら、音楽や日常への感謝を素直に発信する姿が印象的でとても好感を持てます。
その言葉一つ一つから、表舞台に立ち続ける責任感と、人としての温かさが伝わってきます。
billboardのインタビューでは、「10代の頃からインプットしてきた”音楽”を自分の中から面白く引っ張り出せる歌い手になりたい」と語っています。
大人になった今も、その透明感あふれる歌声と芯のある表現力で多くの人に勇気と感動を与えています。
これからも島袋寛子さんが、音楽を通してどんな世界を見せてくれるのか・・目が離せませんね。


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