M-1グランプリでの優勝をきっかけに、一気に注目度が高まったお笑いコンビ「たくろう」。
独特な間とリアルな大喜利のような無茶振り漫才に、「ネタを作っているのはどっち?」「そもそもどんなコンビなの?」と気になった人も多いのではないでしょうか。
たくろうの漫才は、M-1の審査員に、”まるで無茶振りに対して即興で答えていると感じさせるような演技力”が高く評価されました。
それは緻密に計算された構成と空気感が特徴です。そのため、ネタ作りの担当や制作スタイルについても関心が集まっています。
この記事では、
- たくろうというコンビの成り立ち
- ネタ作りはどちらが担当しているのか
- M-1優勝に至るまでにネタがどのように変化してきたのか
を分かりやすく紹介します。
たくろうの魅力をより深く知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
「たくろう」はどんなコンビ?結成のきっかけとプロフィール
【赤木裕 プロフィール】
- 生年月日 1991年10月24日
- 出身地 滋賀県大津市
- 身長/体重 171cm/48kg
- 血液型 O型
- 趣味 野球 空手 ONE PIECE 滋賀の高校野球
- 特技 ペン回し 空手の板割り 歌
【きむらバンド プロフィール】
- 生年月日 1990年1月28日
- 出身地 愛媛県松山市
- 身長/体重 170cm/60kg
- 血液型 A型
- 趣味 ボートレース 木村拓哉さん鑑賞 ドライブ
- 特技 ギター ベース 子供に最速で気に入られる事
たくろうの2人は、ともにNSC大阪校出身です。
きむらさんが36期、赤木さんが37期で、2016年3月に結成しました。
きむらさんは、赤木さんとコンビを組む前に何人かの方とコンビを結成しては解散を繰り返し、中々相方に恵まれなかったのだそう。
一方、赤木さんはその個性的な見た目から、強く印象に残る存在感を放っていました。それでも、赤木さんの良さを生かすことができないまま、コンビ解散を繰り返していました。
そんな二人がどうやってコンビを組むことになったのかというと・・
”赤木がめちゃくちゃ面白いけど余っている”という噂を聞きつけたきむらさんが誘い、コンビを組むことになりました。
「たくろう」のネタ作りはどっちが担当?
M-1で多くの観客を爆笑させた「たくろう」。
M-1を見ていて、そのネタをどちらが作っているのか?と気になるところです。
結論からいうと、たくろうのネタ作りは主に赤木さんが担当しています。
「たくろう」ネタの特徴
「たくろう」のネタの大きな特徴は、アドリブのように見えて実は構成が緻密に計算されていることです。
誰もが知っている「企業名」や「サービス名」をただランダムに並べているだけのようで、実際は「誰もが知っている言葉」だけを選び、言葉の配置によって笑いを最大化させているのです。
「たくろうのネタってアドリブなの?」
と感じた方も多いかもしれません。
そう感じさせるほどの、赤木さんの演技力や二人の間の取り方が秀逸だったのです。
赤木さんが作ったネタを、きむらさんが一緒に練り直し、言葉の間や細かい部分を調整してネタを完成させています。
大喜利のような無茶振りによって、赤木さんのおどおどした挙動不審なキャラを最大限に引き立て、さらにきむらさんの的確な間の取り方があるからこそ、あの空気感が生まれるのですね。

質問に対して次はどんなふうに答えてくれるのか、期待しながら見入ってしまいますね!
結成当初のネタと変化
コンビ結成からネタのスタイルが徐々に変わっていたという「たくろう」。
結成初期は、赤木さんの”クセの強いキャラクター”を強みとする漫才が話題となっていました。
初期のネタでは、赤木さんの挙動不審さや言動のクセが前面に出たものが多く、いわば「キャラ勝負」の漫才が中心でした。
徐々に確立された”大喜利漫才”
誰もが知っている企業名やサービス名、身近なワードを使いながら、「そんなことある?」というズレを少しずつ膨らませていきます。
この構成によって
- 観客が話についていきやすい
- 笑いがじわじわと大きくなる
- 赤木さんのキャラが自然に生きる
という好循環が生まれました。
そのネタスタイルは、グラデーションのように変化していき、ここ2、3年で今のスタイルを「見つけた!」という実感を持ったのだそうです。
M-1で完成した「たくろう」の形
M-1グランプリでは、この変化したスタイルが完全にハマります。
派手なボケや大声に頼らず、言葉と間だけで笑わせる漫才は、多くの観客に強烈な印象を残しました。
特に評価されたのは、
- 誰でも理解できる題材
- 計算された間と沈黙
- 赤木さんの不安定さを包み込む、きむらさんの安定感
このバランスです。
ネタ作りを主導する赤木さんと、それを客観的に整えるきむらさん。
二人の役割分担が、M-1という大舞台で最大限に発揮された瞬間だったと言えるでしょう。
ネタの作りが示す「たくろう」の魅力
はっきりとした役割分担
たくろうのネタ作りは、主に赤木さんが担当し、きむらさんがそれを客観的に整えていく形です。
この「作る人」と「整える人」という役割分担が、たくろうの最大の武器と言えるでしょう。
赤木さんの発想は独特で、予測不能な面白さがあります。
一方で、そのままでは伝わりにくくなってしまう部分もあります。
そこで、きむらさんが「ここは長い」「ここは間を取った方がいい」と冷静に調整することで、ネタが“伝わる笑い”へと変化していきます。
赤木のキャラときむらの支えから生まれる安定感
赤木さんの魅力は、どこか頼りなく不安定に見えるキャラクターにあります。
観客はその姿に目が離せず、次に何を言い出すのか期待してしまいます。
その隣で、きむらさんは前に出過ぎることなく、しかし確実に場をコントロールしています。
- 話を進める役
- 笑いを回収する役
- 空気を整える役
この縁の下の支えがあるからこそ、赤木さんのキャラは引き立ち、観客は安心してみていられるのでしょう。
ネタ作りが映し出す理想的なコンビ関係
たくろうのネタ作りは、どちらか一方が主導権を握り続ける形ではありません。
- 赤木さんが自由に発想し
- きむらさんが冷静に整え
- 二人で最終的な形に仕上げる
この関係性は、まさに理想的なコンビ像と言えるでしょう。
だからこそ、たくろうの漫才には無理がなく、見ている側も自然と引き込まれてしまうのかもしれません。
まとめ|「たくろう」のネタ作りとM-1優勝が示したもの
「たくろう」は、NSC大阪校出身の赤木裕さんときむらバンドさんによるお笑いコンビです。
それぞれがコンビ解散を経験しながらも、互いの個性を生かせる相方として出会い、現在の形にたどり着きました。
ネタ作りについては、主に赤木さんが担当。
きむらさんが客観的な視点で調整・仕上げを行うという役割分担です。
結成当初は赤木さんのキャラクターを前面に出したネタが中心でしたが、試行錯誤を重ねる中で、現在のスタイルへと進化しました。
その完成形が、M-1グランプリ優勝という結果につながったと言えます。
派手さに頼らず、言葉と間で笑わせるたくろうの漫才。
ネタ作りの背景を知ったうえで改めてネタを見ると、二人の信頼関係や計算された構成の巧みさに、さらに引き込まれるはずです。
これからテレビや舞台で活躍の場が広がる中で、たくろうがどんな新しい笑いを見せてくれるのか――
その進化から、ますます目が離せません。


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